運転代行サービスの利用状況
◆運転代行サービスが繁盛しています。ではタクシーとの違いはなんでしょう?一番の違いは酒を飲んだ人の車と本人を自宅まで送り届ける、ということです。もう一つ大きな違いは料金の設定です。タクシーの料金は国土交通省の認可制でですが、運転代行料金は今のところ自由です。その代わり運転代行業者は料金を利用者に明示しなければ開業が許可されません。しかし、料金を明示するだけで済むのならタクシーの認可制より規制は緩やかだといえます。
◆運転代行サービスが繁盛しています。運転代行サービスを開業するには、代行車を置く営業所ごとに専任の安全運転管理者等を置き、代行運転するドライバーはタクシーと同じように2種免許を取得する必要があります。開業するには認定申請を所在地を管轄する公安委員会に届け出て認定を受ける必要があります。また代行運転中の事故を補償するための代行保険の加入も義務ずけられています。
◆運転代行の賢い利用方法にこんな方法があります。まず飲みに行く前にメンバーの人数を確認し、車は各自が運転するのではなく、メンバーの誰かの車に同乗してお店に行きます。帰りはその車を運転代行会社のドライバーに運転してもらい、メンバーの自宅に順次送り届けてもらいます。これで各自がばらばらに運転代行を依頼するより料金が安くなる可能性がありますし、運転代行が混んでいるときでも一度に全員が帰宅できるメリットがあります。
◆運転代行サービスの需要が増えています。タクシー業界にとっては脅威です。そこでタクシー業界でも運転代行サービスに乗り出すところが増えています。運転代行サービス専業の場合、気軽に開業できる点が受けて開業数が増えていますが、反対に競争激化で廃業も増えています。タクシー業界は設備、ノウハウを新たに取り入れる必要がない分、業態転換は簡単です。また、規制緩和による野放図な増車で収益が悪化している中、タクシー業界では運転代行を新たな収益源として取組み始めています。